古宇利島へのアクセス

古宇利島へのアクセス方法としてかつては古宇利港~運天港の船便のみでした。そのため、時間がかかるとしてなかなか観光客を呼び込むことができない事情がありました。しかし、2005年2月に古宇利大橋(1.96km)が完成したことによって名護市の屋我地島と橋で結ばれることになります。

そこで古宇利島へ古宇利大橋を渡るアクセス方法をご紹介したいと思います。

那覇空港から車で行く場合、
高速を利用する際には那覇IC→許田IC→国道58号線経由で約1時間40分かかります。尚、一般道のみの倍は国道58号線を利用して約1時間50分です。国道58号線を北上すると、県道110号線にぶつかる交差点があります。そこで左折し、屋我地島(やがじしま)方面に向かうと古宇利島の看板に従って進み、古宇利大橋を渡って古宇利島へアクセスしましょう。

古宇利島の概要

古宇利島(こうりじま)は沖縄県の本島北部に位置する小さな島ですが、ここ最近、観光客にも注目を浴びている沖縄の中でも人気の観光地です。その理由のひとつは沖縄で一番綺麗な海として評価が高いということです。何層もの青が織り成す美しい海の色、しかも古宇利島はその昔から類発祥の地、そして神の島といわれてきたくらいですから、島全体に神秘的な何かを感じることでしょう。2005年に屋我地島との間に古宇利大橋が開通したこともあって車でのアクセスもしやすくなったことも観光客増大の要因です。

古宇利島は海岸段丘からなっており、北の海岸にはポットホール群やポットホールに入った赤土が石化しているという貴重な場所もありますが、観光地開発などで自然が失われた本島に比べて豊かな自然が残っているのも特徴的です。

ちなみに、古宇利島の語源は「恋島」で、その後「くい島」、そして「古宇利島」となったといわれています。

古宇利ビーチ

古宇利ビーチ(トゥンヂ浜)は外海には面していないので波穏やかで遠浅の海なので、泳げない人や小さい子供連れの家族の方にとってもお勧めの海です。一言でいうならば、「自然のプール」のような海です。しかも、白浜のきれいなビーチ、そしてエメラルドグリーンの透き通った海があなたを迎えてくれることでしょう。

古宇利ビーチは古宇利大橋の開通のおかげで多くの観光客が訪れるビーチです。そのため、レンタルショップやシャワーやトイレ、お店などはとっても充実しています。無料の駐車場も嬉しいですね。海の家はありませんが、道路沿いのレストハウスにレストランなどがありますので食事する際にも困ることはないでしょう。体験ダイビングや、ボートで出かけるシュノーケリングツアーもビーチで営業しているので是非とも体験してみてはいかがでしょうか。

古宇利大橋

古宇利大橋は美しいエメラルドグリーンの海の上を走るとっても長い橋です。しかも通行料無料でこの美しい景色が堪能できるほかに、夕焼けも絶景です。渡った方なら誰もが思うことでしょうが、本当に海の上を走っている感覚になるほどのようです。通行料が無料の橋では日本最長(1960m)ということですから、是非とも沖縄にきたら古宇利大橋まで足を運んでみましょう。の両端に駐車場がありますので、車を降りて歩いて渡ってみるのも良いでしょう。

古宇利大橋の概要は下記の通りです。
住所:国頭郡今帰仁村古宇利
交通:沖縄自動車道許田ICより30分
TEL :0980-56-2256(今帰仁村役場 経済課 商工観光林業係)
駐車場:30台(古宇利大橋ふれあい広場駐車場・無料)

古宇利大橋開通直後には、日本テレビ系ドラマ「ごくせん(第2シリーズ)」で最終回の最後の場面のロケ地としてこの橋が使われたことは有名です。

神の島、人類発祥伝説

古宇利島に古くから伝えられている人類発祥伝説についてご紹介したいと思います。

昔々、古宇利島には男の子と女の子がいました。神様が古宇利島に住まわせたということです。二人は裸で生活していましたが全く違和感を感じることなく過ごしていました。
なぜなら、毎日、天の神様がふらせてくれる餅を食べていたということで、二人は天真爛漫な生活を送っていました。少し経つと、二人は餅を食べ残して蓄えることにしました

二人は必死に神様にお願いしますが、餅はふってきません。やがて二人は、生活をするために山で木の実を取ったり、浜に下りて貝を拾ったりするなどの労働をすることになります。
それからある日、ジュゴンの交尾するのを見てて二人の間に生まれた子どもたちが琉球の島々に広がったというお話です。

今帰仁村の概要

今帰仁村(総人口は9,467人)は沖縄本島北部に位置しており、本部半島の北東部にあります。今帰仁村のシンボルとなっているのが標高275mの乙羽岳で、山並みの景色がうかがえます。また平坦地では耕作地を中心とした集落が広がっています。

今帰仁村にはたくさんの観光スポットがあります。
世界遺産にも登録されている今帰仁城跡。琉球が中山に統一される前の「三山鼎立時代」監守という役人の居城だったのが今帰仁城です。2000年に座喜味城跡、勝連城跡、中城城跡、首里城跡、園比屋武御嶽石門、玉陵、識名園、斎場御嶽と共に本村の今帰仁城跡の九つの資産が「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産されました。
この今帰仁城跡で毎年1月下旬から2月上旬まで今帰仁城跡の桜祭りが開催され、日本で最も早い桜(カンヒザクラ)を見ようと多くの観光客が訪れる人気のイベントです。

トケイ浜

古宇利大橋によって結ばれた古宇利島にはとっても素敵でしかも穴場的なビーチがあります。その名も渡海浜(トケイ浜)です。古宇利大橋を渡ったたもとには「古宇利ビーチ」という人気のビーチがありますが、そのビーチを横目に島北部方向に車を走らせるとおよそ5分で自然そのままの景色が残されている天然ビーチ「トケイ浜」に行くことができます。

「トケイ浜」は橋のおかげで多くの観光客が訪れている「古宇利ビーチ」よりも整備されていないところですが、手つかずの自然が残る感動的な美しさの隠れ家ビーチです。トケイ浜」周辺はポットポール(円筒状空洞地形)と呼ばれ石炭岩を波がくりぬいて穴が空いた形になった奇岩があちこになるのが特徴的です。外洋に面しているので波が入り込みやすく泳ぐには厳しいものがありますが、是非とも一度は訪れてみたい沖縄の隠れ家ビーチです。

ワルミ大橋

ワルミ大橋は工事費約45億円をかけた今帰仁村と屋我地島の間のワルミ海峡を道路で結ぶ全長315mの沖縄県道248号線の橋です。2010年中に完成予定で海峡を渡すアーチ型支柱工法によるアーチ橋としては国内で最長の橋梁となります。県内で初となる「上路式RC固定アーチ型」を採用した背景にはワルミ大橋は海峡周辺が沖縄海岸国定公園の特別地域に指定されているため、景観への配慮から海峡に柱を立てず、アーチ型の支柱が道路下を走るという独特の構造にする必要がありました。

ワルミ大橋によって直接行き来できなかった古宇利島から屋我地島を経て今帰仁村の中心部が結ばれることになります。古宇利大橋の完成により古宇利島へのアクセスはしやすくなりましたがそれでも村役場までは遠回りになり、車で約40分かかっていましたが、ワルミ大橋により15分でいけることになります。

屋我地島

屋我地島(やがじしま)は、沖縄県北部にある島で沖縄本島と橋でつながっています。羽地内海に浮かぶ島で、沖縄県名護市に属しており、周囲16kmの島には豊かさな自然と文化、歴史があります。沖縄本島とは屋我地大橋で結ばれており、さらに古宇利大橋で今帰仁村に属する古宇利島と結ばれており、ワルミ大橋も2010年には開通予定となっています。

屋我地島には沖縄八景にも選ばれている風光明媚な羽地内海があり、「命のゆりかご」と呼ばれている高さ10mを超えるオヒルギ(マングローブ植物)にはミナミトビハゼやシオマネキなどの小さな生き物が多く存在していることもあって1976年11月1日に屋我地島全域と周辺海域、羽地内海が国指定屋我地鳥獣保護区(集団渡来地)に指定されております。

アクセス方法は、那覇からは沖縄自動車道経由で許田ICから国道58号を北上し羽地内海の横を通りぬけると、左側に屋我地島に向かう橋があります。




沖縄の炭火ジャンボ焼き鳥「鶏五郎」:沖縄県沖縄市(コザ)の炭火ジャンボ焼き鳥「鶏五郎」全串100円、全フード300円、お得な飲み放題もあります。夕方5時から朝の5時まではりきって営業中。モアイ、パーティ大歓迎です

沖縄の鉄なべ餃子処「餃子五郎」:沖縄の鉄なべ餃子処「餃子五郎」~餃子1人前290円から、お得な飲み放題もあります。夕方5時から朝の4時まではりきって営業中。

沖縄とバーベキューとゲストハウス:毎日BBQをやり、連続記録でギネスに挑戦している宿です!

海の見える宿|今帰仁五邸〜Okinawa Condominium Resort|沖縄の高級コンドミニアム:沖縄の世界遺産「今帰仁城跡」近くに位置する1日1組の高級コンドミニアムです。180度のオーシャンビュー、50畳超のLDKを含め客室総面積133㎡の圧倒的スケールでお客さまをお迎えいたします。美ら海水族館、古宇利島へのアクセスも最高です。